睡眠国の住人

8/8
前へ
/205ページ
次へ
「あ、ありがとうございます」 「40分後に運動公園の駐車場だ。今度は1分たりとも待たないからな」  赤井は高志が何かを言う前に携帯を切った。  確かに怒ってはいたが、何とかしようとしてくれている赤井の姿に高志は厳しいけど面倒見の良い先輩なのだと感じていた。
/205ページ

最初のコメントを投稿しよう!

941人が本棚に入れています
本棚に追加