寝坊

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 要するに、どこにでもいる厳しい先輩だ。  高志は赤井の前だけではふざけるのはやめよう……、そう思いながら朝礼をすませた。  所長の後について初日の事務手続きをしながら、赤井の下の名前は何というのだろう?などと考えていた。  どうやら厳しい赤井の印象は強烈に高志の胸に刻みこまれたようだ。
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