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初めましてっ!いきなりですが、うちは、三山 栞名(みやま かんな)って言います。
ただ今、高校3年生でバスケ部に所属してます!
しかも、なんと!キャプテンなんか、やっちゃってたりします。
毎日が平穏で幸せな生活。
…でも、うちのこの平穏無事な日々がカタカタと崩れる日がやってきたのは、今日―――。
うちが、いつもの様に部活が終わって片付けしてたら、突然倉庫から、物音と、声……。
耳を澄まさないと聞こえない程の小さな声と、時折何かが軽くぶつかったような音。
気にしない様にして、さっさと片付けをしていた、うちなんだけど、自分でも解る位にみるみる血の気が引いてくのが解った。
それもその筈、実はうち…もの凄く怖がり…だったりする。
今は夕方で、辺りも薄暗い。
ビビりながらも、その物音がする方へと足を向けた。
何でそんな事したのか解らない、でも気になった。ただそれだけ。自分でも勇気あると思う。…怖がりの癖に。
「??!!!」
その声と音の正体を目に見たうちは、躊躇いもなくすぐに、倉庫の入り口、ドアへと急いで駆けた。
だって………、
何やら怪しげな雰囲気……ってか、ヤっちゃってましたけどぉっっ?!
あたしには未知の世界が、一瞬だったけど目に映った事が酷く動揺を誘う。
心臓がバクバク五月蠅くて、顔が沸騰してんじゃないかって位に熱い…。何をこんなに動揺してるんだろう。
それはきっと……、うちがヴァージンだからなんだよっ!!
てか誰なんだよっ。あんなとこであんなこと……今日だけ見逃してやるっ!。
次見つけたら、ただじゃおかねぇからなっ!
あたしは、顔を真っ赤にして半ば内心逆ギレしながら、急いでその場を後にした。
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