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征「レン、おはよ。 」
征士は、スマン!と言って、片手を、顔の前に持ってきて謝っていた。
恋「遅っせェぞ?何かあったのか?」
征「いや。ただの寝坊。」
恋「ははっ! 征士もかよ。」
征「【も】って何だよ?…ん?」
恋次の横に立つ、小さな栞名に気づいた征士は、恋次に視線を向けた。
征「誰?」
恋「あぁ コイツは三山栞名!俺のダチな。 昨日なったんだよ 」
栞「…よろしく。」
征士は、目を見開いて、驚いた。
征「はぁ?!」
恋「征士うるさい。」
征「だ…だってお前、女のダチなんて……。」
恋「いや、大丈夫だ。コイツは、女じゃない。男みたいな、女だ。」
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