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「悠麻がね…ヒック…あの女性つれて、家に来たの。今日は帰りが遅くなるって嘘ついて隠れてたら…ヒック…瑠璃さん?…ヒック…って人を連れて…ヒック…家に…思わず逃げて来ちゃった…」
ニコニコ笑いながら、
グラスを見つめた。
辛かった。何だかんだ言っても
やっぱり私は悠麻を愛してた。
私は1時間ほど、愚痴を
聞いてもらい…そこから
先の事は何も覚えていない
気づくと家に着いていた。
『湊?』
「ん…雅?」
目が覚めると、ちょうど
雅から電話がかかってきた
酔いも覚めてきた頃で
普通に会話できた。
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