湊視点

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雅が私から少し 離れ、すぐに   「ゆ…うま」   と言って固まった。   私は雅を押して無理矢理 離れさせ、悠麻を見た。   「どうしたの…?」 「ちょっと…出かけてくる」   彼は、靴を履いて 早足で去って行った   「会うんだよ…あの女性と。」   私は、そっとうつ向く。   うつ向いた途端に、 雅は走り出した。
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