地球の歌

2/4
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
「花」 いま貴方の傍に誰かがいて 貴方はその人と付き合っている それを私はただ見守る事しかできないの? 私は貴方の傍にいる事はできないの? こんなに想っているのに… だけど貴方がその人の事を話すとき すごく嬉しそうな顔をするね 私はその顔を見れるのが嬉しかった でも悔しかった 私は貴方のように声がでない 私はただ立っている事しかできない だけど貴方は私の気持ちを知っているように言うんだね なんだか不思議だよ 貴方は毎日私に水をくれるよね 「おはよう」 いつもの声 いつもの顔 いつもの貴方の優しさ 私は身体いっぱいで受け止めるよ 貴方があの人を思って泣きそうな時でも 「私は傍にいるよ」って 私は私なりに大好きな貴方にに語りかける 貴方はそんな私をずっと見つめてくる そしてこう呟くんだ 「ありがとう僕は一人じゃないそういってくれるんだね」 「本当にありがとう」 私の気持ちが貴方に届いた瞬間だった 私は心から嬉しかった 声が出なくても伝わる思いがあるって教えてくれたから 私は貴方にいいたい 届くといいな 「ありがとう」って
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!