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「そ、四魂の欠片」
微笑む蛇骨の掌には淡く輝く一片があった
蛮骨はおもむろにそれを手に取り、
「…本物じゃねぇか…
どこで手に入れたんだ?」
「餓鬼共から貰っちゃったv」
…正解には『奪った』のだが、蛮骨はその事を知ってか知らずか過言しなかった
「はい、大兄貴!あげるよ」
「え…いいのか?」
「あぁ。大兄貴、前に言ってたじゃん?」
にっこりと微笑む蛇骨
彼を視る蛮骨の目が潤んでいった…
「蛇骨ーーっ!!
やっぱお前いい奴だなーーっ!!」
「ほぇッ苦しいって!!
大兄貴ちょっと離して苦しい窒息するーーっ!!」
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