地獄に墜ちし光

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「おぉ~この感じ…本物だ♪」 そう言いながら欠片を懐に入れた   「ちょ…待てや人間!! 我らの欠片を横取りする気か」 「なんだよ、どーせてめぇらが持ってても価値が無いもんだ おくれよ」 「なんだと…?」   小馬鹿にしたような態度に、小鬼が低く唸った    「ん~? ひょっとして、喧嘩売ってるぅ?」 「売っているのはそっちだろう!!」 「えぇ~?!」   声を上げたのとほぼ同時だった…   牙を剥き、爪を出した小鬼達が細い躯に襲いかかってきた
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