徘徊(廃界)

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“シャープカットゾーン”について説明しておこう。 端的に、ゲーム機である。 起動スイッチと、コントローラの接続部分含め僅か高さ、1センチ。 全長、5センチのテレビに接続するタイプのゲーム機である。 コントローラは“平成”の頃に出たWii位。 ゲーム機本体の大きさにも驚くが、これのすごいとこは、その小ささの中にある機能らしい。 メモリースティックなんて要らない。 何故ならこのゲーム機にはパソコン機能も付いているし、莫大なメモリが収容されているから。 メインディスクに保存すればいい。 勿論、メモリースティックも入れれるが、そのゲーム機の小ささ故に、メモリースティックはもっと小さい。 なので、メモリースティックをこのゲーム機に接続するやつは、暇曰くモグリらしい。 以上、このゲーム機の(僕はゲームはやったことがないから、全て暇か賭からの)、メディアインフォである。 ゲームはあまり興味ない。 本を読んでたほうがいい。 カードゲームは嗜んだりするけど。 そういうと、暇は、「このアナログ」などと言うが、どうでも良い。 さて、話は場景になる。ここは何処かと言うと。 暇とゲーム対戦する予定だった賭を連れてある所に来ていた。訪れたのは、墓場。 通称、夜な夜な墓場。
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