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 あれから数日。  先輩は部室に来る事はなかった。  しかも、今日は繭も休みだ。  私は部室に一人で机に突っ伏している。  何もする事がないからだ。 「はぁ」  溜息が出る。  つまらなかった。 「……帰ろう」  口に出して言っても何も聞こえない。  自分以外に誰も居ないからだ。  私は鞄を持って学校から出る。  まだ家に帰るには早すぎるから、行きつけの喫茶店に行く事にした。
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