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そんなこんなで注文していた物がテーブルに置かれていく。
とは言っても、紅茶とパフェだけなのだが。
「そういえば、すももちゃん」
テーブルに置き終わったと同時に話しかけてくる。
「繭ちゃんって彼氏出来たんだね。珍しいね」
「へぇ。………………えええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!?」
「この前の日曜に男の人と手を繋いでホテル街に入ってくの見たけど。知らなかったの?」
私は左右に首を振る。
だってあの繭だよ。
今までだって一度も男が居たなんて事を聞いた事がなかったのに。
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