出会い

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 私はこの友達、前園繭の思考によくついていけない。  繭は中学の時に知り合ったが、よく変わった行動をする事が多い。  ……慣れたけど。 「じゃあ私はどこにしようかな」 「ここなんてどう?」  繭がまたパンフレットに指をさす。  指の先にあったのは… 「囲碁・将棋同好会……なぜここなの」  本当に何を考えているのかわからなかった。  まぁ確かにここなら幽霊部員にはなりやすそうだと思った。 「ならここにしよっかな」 「じゃあ早速入部届けを出そうか」  繭が二人ぶんの入部届けの用紙を出した。
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