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私達は入部届けを書き、職員室で担任の先生に渡した。
どうやら先生は私が入ろうとした部の顧問だった。
なので繭とはここで別れて、先生と一緒に部室へと行く。
部室と言っても、同好会にはきちんとした部室はなく、空いてある教室を部室として使ってるらしい。
ちなみに私が入る部は一階の一番端の空き教室。
中に入ると誰もいない。
「他の人達は?」
「来てないみたいだね。…ちなみに部員数は三人。二年が二人に三年が一人。まぁ、そのうち二人が幽霊部員となってるけど」
先生が呆れながら微笑を浮かべる。
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