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ジリリリリ
翌日、いつもより早く目覚ましが鳴る。
あぁ、そういや、今日から学園だったな。
「ほら、ミア起きな」
隣で眠るミアの体を揺らす。
ちなみにラッドは、反対にいる。
「ん~?……今何時ぃ?」
ミアは眠たそうに目をこすりながら体を起こした。
「6時半だ」
「えぇー!?……まだ寝るぅ……」
ミアはポスッと音を立てて再び布団に倒れた。
「こらこら、今日から学園だろ?」
「…………そうだった!!お弁当とか作らなきゃ」
そういうやいなや、ミアはバタバタと慌てて下に降りていった。
「んん~……あ、兄ぃおはよー」
「あぁ、おはよう。さっさと顔洗ってきな。今日から学園だぞ?」
「はぁい」
ラッドも、ひょこひょこと歩いて降りていった。
1時間後、俺達はすべての準備と朝飯を食べ終えて家を出た。
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