‡第Ⅱ章‡現実

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「おはよう。あぁそうするよ。ラッドはまだ寝てるのか?」 「えぇ…ぐっすり寝てるわ」 「そうか」 俺はそう言い、風呂場に行きシャワーを浴びた。 ラッドってのは、俺の娘。後、さっきのは俺の嫁のミア。綺麗な朱色の腰まである長い髪と孔雀のような綺麗な尻尾が特徴だな。 ミアは、今では稀少となった鳥人でその中でも最も強く美しいフェニックスの鳥人。 翼も綺麗な朱色をしているが普段はしまっている。 どこにかというと、本人もわからないそうだ。 ラッドは、そんなミアの子だからもちろんミアよりは小さいが、綺麗な朱色の尻尾を持っている。 翼は、俺譲りで白と黒で左右別々の色をしている。 あ、ちなみに俺は天使族らしい。 天使族の中の黒翼族と白翼族のハーフだそうだ。 自分のことだが余りよくしらない… 天使族は、鳥人より稀少で今現在存在しているかどうかも不明だそうだ。
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