気持ち

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私は教室へと向かった。 教室に入るとすでにグループが出来ていた。 はぁ…もうグループ出来てるよ…。 そう思いながら私は黒板に書かれている自分の席へと座った。そのとたん、 「初めまして~」 知らない女の子に話しかけられた。 びっくりした私は 「あ、どうも」 とそっけなく返事をした。 「名前何て言うの?」 「上原結衣だよ」 「結衣ちゃんか~。かわいい名前だね。私は岡本茜。茜でいいよ!」 「茜か…。私のことも結衣って呼んでね」 なんか元気だしかわいいし、いい人そうだなぁ… これから楽しくなりそう。 ガラッ―― 「あっ、先生来ちゃった!また後でね、結衣」 そういいながら茜は自分の席へと戻っていった。 この日は先生の簡単な話で終わり。 終わった直後、茜が私のところに来た。 しばらく茜としゃべっていると 「「キャー」」 すごい大声が聞こえてきた。私が声のする方へと顔を向けると、そこには優太が立っていた。 「優太…」
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