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優太とは一つ上の幼馴染み。
「え?何何?あのかっこいい人と知り合いなの!?」
すごいびっくりした顔で茜は聞いてきた。
「うん。知り合いっていうか幼馴染み…」
「えー!?そうなの?羨まし~」
こんなことを話していると
「結衣!」
と優太が話しかけてきた。
周りの女の子達は
私のことを見ながらこそこそしゃべったり睨んだりしてきた。
まぁ当然だ。だって優太は、
成績は良いし、
顔かっこいいし、
スポーツ万能だし、
身長も大きい。
すべてが完璧な男の子…。
はぁ…女子に目つけられちゃうよ…。
そう思いながらも優太のところへ行く。
「どうしたの?」
「いや、結衣がどうしたのか気になってさ」
「そうなんだ。私なら大丈夫だよ。友達も出来たし」
そう言うと優太が
「どの子?」
と聞いてきたから
「あの子だよ」
と茜のことを指さすと優太が茜の方に歩いて行った。
何するのかと思い後ろからついていくと
「君が結衣の友達?」
「あ、はい。そうですけど…」
「結衣のことよろしくな。あっ俺、結衣の幼馴染みの桜木優太。よろしく」
と言って去って行った。
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