第1章

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この清楼高校は1クラス25人の4クラスという少人数制な為、授業も丁寧で優秀な卒業生が多い事で地元では知れ渡っていた。 それ故か倍率も高く、志由香は合格が決まると 『もしかして…‥もしかしなくとも(?)人生の幸運全部注ぎ込んじゃったかな?』 という妙な危惧を抱えもしたが、優秀な幼なじみも合格していた為 『一緒だから何とかなるか!』 と、楽天的にも考えていた。 そして今回も同じクラスとなった為、試験勉強についても何となく安心してしまった。 コレには武志も呆れるのだが、 『三つ子の魂百まで』 の諺どおり幼い頃からの性格の為、半分諦める事にしていた。 自己紹介を終えた4人は出席番号順になる席へと向かったが志由香と彩貴は前後同士で武志と拓海は隣同士と何とも奇縁なメンバーとなった
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