第三章

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何日が学校を休んだ藍。 そして 久しぶりの制服に袖を通しスクールバックを持ち家を出た。まだ9月中旬。まだまだ日が暑い。半袖の制服。肌をさすような日差し そして久しぶりに仲のよかった愛美、犂譁、琴音と一緒に学校に行った。 すると、靴箱のところに橘と森野先生がいた。 森「霧瀧さん 久しぶりね 大丈夫か?あんまり無理しなや」と言われた 藍「多分大丈夫。生きてるし」笑いながらいうと「笑い事やないで」と言われてしまった。 久しぶりに顔を見る生徒、先生たちばかりだ。 クラスに入る しかし何もかわってない クラスの子の対応 もともといい雰囲気とは言えない。 席に付きため息をはいた。 早く帰りたい そうしか思わない。 そして 合唱練習… 藍は廊下に座ったまんまだった。 冴由も歌わず…。 すると いろんな先生が見回りにきた。 橘もきた… 橘「あ 俺前の学校とかでこの歌歌ったなあ」といい通り過ぎて行った。 橘もこの歌 歌ったんや 自然と橘を目で追うようになった。 何故が橘の姿を捜してしまう。 捜してもいない 捜してはだめだとわかっていても いるのか、 いてほしい その気持ちが自然と藍の体を動かす。
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