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いきなり咲夜が話に割り込んできた。
私達の話に興味津々のようだ。
咲夜に話すと騒ぎたてそうだったので私は
「部活の話。今度練習試合だからさ、作戦会議みたいな?」
と嘘をついておいた。
「なんだ、そんなことかよ、つまんねー」
小さく肩を落とし咲夜は教室を出ていった。
「咲夜が単純でよかったね」
「だね」
私と沙希は顔を見合わせてクスリと笑った。
いつもと変わりのない1日。
平凡な日々。
これが当たり前でこれが崩れる事なんてないだろうと思っていた。
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