亜空間…

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女の子「天の神よ、今我は時の空間を乱す者なり。 地の神よ、今我は母なる道を新たに創造する者なり。 天地双方の神よ、我の願いを聞き入れたならば、この者を異界へと導かん!!!!」 ハヤト「お………おい…冗談だろ!?」 女の子「亜空間移動魔術…………天地創造(テンソウ)!!!!」 女の子はそう言うと右手を高々と天に向けた。 すると、女の子の手の上からなにやら怪しげなホールが現れた。 そして隼人はそのホールに吸い込まれるように呑み込まれようとしていた。 ハヤト「た……助けてくれ!!!!!!」 隼人は空中でもがいている。 だが、無情にもホールの勢いは止まらない。 女の子「さらば………もう会うことはないでしょう…どうかあの世界を救ってください… 覇王様………」 女の子はそう言い残しその場から忽然と姿を消した。
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