プロローグ

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バキッ・ドカッ・ボフッ・・・ドンッ 男「も…………もうやめ…て…」 男はそう言って力尽きた。 ?「だらしね~な~おい!!!」 数多の男達の骸の中に銀の指輪と銀のピアスをした一人の黒髪の少年が立っていた。 ?「ちっ…どのサイフも空じゃねーか!!!」 ?はそう言って族のヘッドの腹を蹴った。 男「グハッ…」 男は目を覚ました。 ?「おい!!!」 男「ヒッ……」 男は頭を抱えてふさぎこんだ。 ?「ここにあるサイフが全員分か?」 男「は……はい…」 ?「クソッ!!!」 ?はそう吐き捨てツバを吐きその場から立ち去った。 まさかとは思うがコイツが物語の主人公の相馬隼人(そうまはやと)だ。 登場シーンから血まみれなのが痛々しい。 ハヤト「腹減ったなぁ~」 実はこの主人公は……… 今、金がない…
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