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トボトボと歩き教室まで戻っていると途中でチャイムが鳴ったのにも関わらず、歩いて帰った。
なにも言わぬ顔で授業が始まっている教室に入り席につく。
先生に何か言われている気がするが曖昧な答えでそれを促す。
はぁ…今日はダルいな…
「六道…」
小さい声で後ろの男子生徒から呼ばれたので振り返り、そうしたら手紙を渡された…
「なんでしょう??」
「え??あぁ、笹川から…」
笹川京子ですか…と内心思い笹川が座っている席の方を見ると申し訳なさそうに頭を下げている
僕は微笑み首を振り相手を安心させた。
手紙を開いたらそこに綺麗な字でただ一言書かれていた。
[ごめんね。]
その紙を一様ポケットにしまい。授業のほうに気を向けることにした。
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