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  -僕 Side-    いつもの屋上、今日も変わりない様で日々変わる空模様。    あいにくの天気というわけでもなければ、快晴と言えるほど清々しく青い空が覗いているわけでもない。     『ねぇ、もし僕が死んだら君は泣いてくれる?』      僕が微笑して尋ねれば君は     「判んねぇ」      と、ぶっきらぼうに呟く。  僕は、そんな君を見てまた笑う。君らしくて。    
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