731人が本棚に入れています
本棚に追加
「やれやれ、とんでもない事に巻き込まれたな。
折角の休日が台なしや。
まぁ、退屈しのぎにはなりそうですから付き合いますわ。
その代わり俺の正体は黙ってて下さいよ?」
レイナは不敵に笑う俺を見て、
「貴方の正体?それは何ですか?」
「まぁ、見てたら分かりますよ。
ほな行きましょか♪」
爆心地に着いた俺達はゆうに5Mはあると思われる魔人がいた。
兵士達は武器を向けながら後退りしている。
それを見たレイナは怒った顔で、
「何を怯えているのですか?!
それでも貴方達は王国の戦士でですか?
私が指揮を取ります!
上級魔法が使える者は詠唱を始めなさい!
それ以外の者は詠唱が終るまで援護に回りなさい!」 「yes!my princess!」
レイナを含めた兵士達が詠唱に入り他の兵士は援護に入った。
「中々やるな、あのお姫様。
でも魔人相手にそのやり方は不正解かもな。」
その瞬間、魔人は両翼を広げエネルギーを溜め、口の辺りから黒い光線を出した。
光線は辺りを焼き尽くし殆どの兵士を殺した。
その頃、俺は民家の屋根にいた。
「さて、そろそろ入りますか。」
俺は屋根から降りて戦場に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!