黒衣の死神

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辺りは廃墟と化し死体が転がっている。 レイナは相変わらず座り込んでいるがジンは平気な顔をしていた。 「これからある子供を拾いに行きます。 王女はいかがなさいますか?」 「・・・・・私は城に帰ります。 今回の事を父に報告しなければいけないので。 それより貴方の正体がまさか黒衣の死神とは驚きました。」 「約束通り黙ってて下さいね。 バレたら後々ややこしい事になるんで。」 お互い頷いて帰路に着いた。 これが運命の出会いになった事を本人達は知らない・・・。
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