プロローグ

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「やれやれ、とんでもない事に巻き込まれたな。 折角の休日が台なしや。 まぁ、退屈しのぎにはなりそうですから付き合いますわ。 その代わり俺の正体は黙ってて下さいよ?」 レイナは不敵に笑う俺を見て、 「貴方の正体?それは何ですか?」 「まぁ、見てたら分かりますよ。 ほな行きましょか♪」 爆心地に着いた俺達はゆうに5Mはあると思われる魔人がいた。 兵士達は武器を向けながら後退りしている。 それを見たレイナは怒った顔で、 「何を怯えているのですか?! それでも貴方達は王国の戦士でですか? 私が指揮を取ります! 上級魔法が使える者は詠唱を始めなさい! それ以外の者は詠唱が終るまで援護に回りなさい!」 「yes!my princess!」 レイナを含めた兵士達が詠唱に入り他の兵士は援護に入った。 「中々やるな、あのお姫様。 でも魔人相手にそのやり方は不正解かもな。」 その瞬間、魔人は両翼を広げエネルギーを溜め、口の辺りから黒い光線を出した。 光線は辺りを焼き尽くし殆どの兵士を殺した。 その頃、俺は民家の屋根にいた。 「さて、そろそろ入りますか。」 俺は屋根から降りて戦場に向かった。
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