第一章 ~俺だってな~

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――翌朝―― キコキコ… キコキコ… キキー! ジャリジャリ… ガチャン! 一本松「ふぅ…。」 …やっと終わったぜ。 俺は新聞配達のバイトを終わらせた。 ふふ~ん♪ ガラガラ 義務ではないけれど、支店の引き戸を開けて挨拶をした。 一本松「お疲れ様で~す。」 すると、話したことないおばちゃんと、大先輩の田中さんがいた。 田中「おっ!一本松!遅かったな(笑)」 おばちゃん「ご苦労様。」 午前五時前だった。 一本松「田中さんが早過ぎるだけっすよ(笑)」 おばちゃん「そうよ~(笑)一本松君だって早起きして頑張ってるもんね~。田中さんが終わらせるのがちょっと早かっただけよ。」 田中「ガハハ(笑)そうか!そうか!」 ガラガラ そう言って田中さんは外へ出た。 …なんか居やすいな。 「ふぅ…。」 …タバコ吸ってても怒らないし。
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