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椿「仲が良いのう……次は接吻か?」
教室の窓側にあるロッカーが開けられ そこから彼女は出てきながらそう呟いた
ルカは「なんで!?」と怒ったように叫ぶが 椿はただ笑うだけだった
ジョージは少しニヤニヤしながら「仲が良い」と言われたことに対し笑みを浮かべていた
先ほど叩かれた痛みを忘れて
ジョージ「ふごっ!?」
そんな気持ち悪い彼の態度に対し 罰は与えられた
椿「しかし……まさかこんなにも速く奴等が来るとはのう」
目を細めそう呟いた
先ほどとは違う少し不安気な表情にルカ達は不安を覚えた
ルカ「つーか なんでお前ロッカーん中入ってたんだよ?」
ジョージ「いや!そこじゃねぇ!!」
ルカの素朴な疑問に対し 違うだろとジョージは言った
それが気に入らなかったルカは第三波を与えようと右手を振りかぶる
しかし ジョージは先にルカの腕を掴み それを阻止した
椿「奴等とはヒミコ達のこと。つまりは『赤いつるぎ』のことじゃ」
いつの間にか持っていた扇子を広げ 口元を隠しながらそう言った
ジョージ「赤いつるぎ!?あのなんか人類仮面説とか訳のわかんねーこと言ってる奴等か!?」
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