第十話『本当に伝えたかったこと』

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むしられる俺の服 ボタンを無理矢理 引き剥がすように引っ張る 乱暴な手つきに 不慣れな感じを覚えた 透き通るような白い肌が月明かりに晒される 胸元に淡い水色のブラジャー 最後の砦と言うべきそれにより 赤の姫は守られていた ルカ「く━━!?」 「ふご(グハハハハァァ!!久しぶりのオナゴじゃァ!たっぷり楽しんでやる)」 化物の汚い手が俺の赤い姫を守る 水色の騎士達に触れる ━━終わった 完全なる強姦フラグ こんな化物に━━ ということは コイツはどこぞのオークか? 俺はコイツのどうせでかいモノに侵され 開発されてしまうのか? 冗談じゃない━━ ルカ「離しやがれ!!アホンダラァ!!」 脳みその警鐘を気合いでぶち壊し 足を動かす 抵抗のつもりの蹴り ヤツの急所めがけ突きだした 「ふごふごふごふごふごふごふごふごふごふごふごふごふごふごふごふご(なんだ?もうコレが欲しいのか?)」 全然効かなかった 当たり前か 俺は 俺にはファンタジックな力なんてある訳無い 物理的な力だって無い 今まさに俺の強姦フラグはたった そしてヤツの股間もたった
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