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ルカ「いやぁぁぁっ!!そこはらめぇぇぇ!」
叫ぶ
無駄だと知りつつも
余計な興奮を招くと知りつつも
否定する
それをしなければ 肯定することになってしまいそうだから
化物は俺の体を軽々しく持ち上げ 月明かりに晒しながら観察する
なめ回すような視線に嫌悪感を感じる
背中に氷の粒を落とされてるような感覚にゾッとした
ルカ「つーか離せ!実は俺は男“だった”んだって!!」
化物が頭に?マークを浮かばせながら首を傾げる
しかしなめ回すような視線は終わらなかった
そしてそのまま地面にゆっくり下ろし 何のセンスも無い緑のジャージに手をかける
俺は足をジタバタさせるがヤツには無意味だった
そのまま足を片手で制御され 下着が見える位置までジャージをずらした
気がつくと俺は涙を溜めていた
なんで? なんで? なんで?
そのワードが頭を支配する
警鐘はぶっ壊したが今度は恐怖という状態異常にかかってしまったらしい
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