星に願いを

5/11
前へ
/13ページ
次へ
    そんなことを考えながらぼんやり夜空の観察をしていると、ふと昔を思い出した。     それは、幼い頃に聞かされた流れ星の話。     星が流れて消えてしまう前に3回願い事を言うと、その願いが叶うという、今思えばメルヘンチックな夢物語。      「すっかり信じて、毎日毎日飽きずに夜空を眺めていたな…」     懐かしい思い出、自分にも無邪気な頃があったんだとあらためて実感した。    
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

62人が本棚に入れています
本棚に追加