星に願いを

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        ガチャッ           「よっ大佐!」       扉の向こうから飛び出てきたのは金色の髪と、それに負けないくらい眩しい笑顔。       「…鋼の?」       「どうしたんだよ、鳩が豆鉄砲喰らったような顔して。」       「いや、なんでもない。会いにきてくれて嬉しいよ、鋼の」     にっこり笑って立ち上がる。       「べっ…別に大佐に会うためだけにきたわけじゃないからな!!」      照れた顔を隠すように怒る、素直じゃない恋人に不意打ちでキスをひとつ。       「っ…!!!」    
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