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俺、鈴木健(タケル)が本気で恋をした相手と出逢ったのは高校二年生の冬。
「あぁー-マジで部活だりー」
その頃の俺は一応部活はやっていたけど、もう誰がみてもデブだったし、めんどくさがりでどうしようもない奴だった。
「んなこというなよ。さっさと行こうぜ」
こいつは幼なじみで同じ部活で一緒に汗をかいてる
君嶋 良(キミシマリョウ)
こいつはイケメンだし運動神経もいいし、面倒見のいい、まぁいいやつ。
「だってまだ、三年部活くんだろぉー?もう大会ないんだからくんなよなぁ-ーマジでだるい」
「いいじゃん!! その方が練習になるんだし、それにもう先輩たち卒業じゃん」
そんな会話をしながらその日もだるい部活に行っていた。
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