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「あーそれなら気にしなくていいんだよ」
あきではなく知佳が言った。
「そうそう(笑)」
あきは全然気にしていない感じで笑っていた。
その笑顔が可愛くて少しドキドキしていた
「お前がえらそうに言うなよ!!!!!!」
わざと知佳に話しをふった
「だって私とあきはそういう仲だもん!!!!!ねぇー」
「ねぇー」
二人で顔を見合せ小首を傾げながら言っていた。
「うっわ!!!!今のなんかキモかったぁー!!!」
「「うるせぇー!!!!」」
「だから二人して言うなよ気持ちわりい」
そんな話をしていたら部活も終わるぐらいの時間にはなっていた。
親に部活をさぼったのが、ばれたら五月蝿いのはわかっていたので帰ることにした。
前に部活をさぼって友達と遊びに行ったときは、親父がキレて一時間、正座しながら説教をくらった
親父はスポーツは何もやっていなかったのに、こういう"さぼる"という行為が嫌いらしい、あと、実は俺の応援もしてくれていて、母さんから聞いた話しだと、大会にもしょっちゅう来ているらしい、
まぁそれは息子としては嬉しいんだけど、とりあえずめんどくさくなるのは嫌だ115㎏に正座はキツイし……
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