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「おう!千夏ちゃん。少しは身体の方はどうなんなんだぃ。
元気くらいオレがいくらでも分けてあげるからな!
きっちりもらってくれよ。
千夏ちゃんがもらってくれねぇと
元気が溢れてオレの中で爆発してしまうからよ。
なんせオレの心はダイナマイト・ハートなんだぜ!!!
がぁ~はは~!!!」
「ふふふ・・・
いつも竜ノ介クンは面白いわね。
大丈夫、竜ノ介クンのお陰で私元気いっぱいもらってるわよ^^」
「遠慮なんかするんじゃねぇぜ。
まだまだ持っていってくれていいんだからな。
遠慮するやつぁブッ叩いて釜飯の中に放り込んでやるからよ!!」
「ふふふ・・・あははは・・・・」
千夏も竜に逢って話すのが大好きだった。
自分の中にない壮大な自由を感じていた。
「竜ノ介クン・・・・
私ね、夢があるの・・・・。
笑わないで聞いてくれる?」
「ん?なんでぇ、笑わねえよ。
千夏ちゃんのドリームっていってぇ何なんだい?」
「あのね、私身体が弱いでしょ。
だから元気になったら旅に行きたいの。
誰も行った事のない素晴らしい場所を探して、
そこで幸せに暮らしたいの。おかしいでしょ?」
ヾ(≧▽≦)
が~はっはっは~~←竜
「もう!笑わないって言ったのに!!!」
「悪ぃ、悪ぃ、
でもなそいつは夢とは言えねえぜ。
夢って言うのは叶わねぇ程デッケ~~もんを夢、
そう、それをDREAMって言うもんだ。
千夏ちゃんの今言った事は、
そいつは「願い」って言うもんだぜ。願い事は必ず叶うもんだぜ。
神様が聞いてくれなくても、このオレがきいてやるよ。
ぜってぇ、そんな場所に連れていってやるよ。
窓の外を見てみな。
でっけぇイン・ザ・スカイが広がってるだろ・・・
イン・ザ・スカイの先にはオレと千夏の最高の場所、
そう、ベストプレイスが待ってるぜぇ!
が~~はっは~~。
だから今のうちにオレの元気タップリ吸って
旅立つ体力いっぱいつけるんだぜ!」
「ありがとう・・・
竜ノ介クン・・・・」
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