プロレスとの別れ…

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長州が維新軍を引き連れ、ジャパンプロレスへ。 また、タイガーマスクも一時引退しUWFへ。 その穴埋めとして、新日本プロレスはジュニアヘビー級にはザ・コブラを、 そしてヘビー級にはストロングマシーンを順番に投入。 マシーンに関しては、もともと当時人気のあったプロレス漫画、 キン肉マンを実在で誕生させようと提案。 しかし、どっちかと言うとキン肉マンはギャグ漫画のセンスもあるので、 イメージ的に印象が良くない。 また、マスクを被るように支持を受けた選手本人も、 試作のマスクを見てがっかりしたという。 そんなことでキン肉マン誕生はボツに。 何とか新日本プロレス正規軍に対抗馬をと、 ストロングマシーンズを誕生させた。 全日本プロレスには長州軍団が来たことで対抗戦で大賑わい。 もっとも、全日本正規軍にはラッシャー木村率いる、 国際血盟軍が対抗していたがいまいちぱっとせず、 のちに木村はジャイアント馬場と兄弟タッグを結成し和解する。 そのため、長州軍の移籍は大チャンスであった。 しかし三年もしたら長州軍は新日本に戻るので、 全日本としては大きな穴が開く。 そこで天龍を反正規軍とし、 阿修羅・原、川田、サムソン冬木を加え、天龍同盟を結成し、 ジャンボ鶴田、あるいは元長州軍の谷津嘉章らと対抗する。 そして、天龍がメガネスーパーのSWSに移籍したあとは、 若手選手による決起軍が正規軍と対決するストーリーだったが、 結局失敗に終わる。 それから全日本はスタン・ハンセン、テリー・ゴーディー、スティーブ・ウイリアムス、ゲーリー・オブライト、ザ・ロードウオリアーズなど、 外国人選手との対抗に力を入れる。
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