プロレスとの別れ…

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一方、新日本プロレスは長州軍団の復帰でまたまた大盛況。 新日本正規軍、長州軍、そして旧UWF軍団と対抗。 さらに、アメリカから凱旋帰国したマサ・斉藤とアントニオ猪木による巌流島決戦。 これにより猪木と斉藤の遺恨が始まるが、 長州の一言でプロレス界にまたまた大きな革命が起きた。 世代交代・・・ 現在のリーダーである猪木、斉藤が組み、 新しいリーダーの長州、藤波、前田が対抗。 NOWリーダー対NEWリーダーのストーリーが始まる。 この呼びかけには全日本プロレスも便乗。 一気に次世代へと移り変わっていく。 もうひとつ忘れてはいけないストーリー。 それは旧ソ連軍の、レッドブル軍団との抗争。 東京ドーム初参戦の新日本プロレスは、 このレッドブル軍団にボロ負けを喫する。 あの猪木でさえも敗戦。 と、出だしこそ良かったものの、 結局は数年もしないで契約は切ってしまった。 芸能界からも刺客? 北野武率いる、たけし軍からの挑戦状が。 しかし、プロが素人に挑戦することに大激怒したのが審判部長で、新日本プロレスの鬼コーチだった山本小鉄。 なんとか企画を成功させようとたけし軍は近づいたが、 話し合いの場に現れた小鉄にお茶をかけられる始末に。 プロレスをなめるな! お前らお笑い芸人と一緒にするな! そこで作戦を変更し、マサ・斉藤と接触。 芸人をリングに上げるのではなく、 アメリカに居るまだ無名の選手を上げてはどうか? の斉藤によるアドバイスにより、 一応たけしの名前を出して、 たけしプロレス軍団、TPGより、 皇帝戦士ビッグ・バン・ベイダーが誕生する。 これが大当たり。 結局、たけし軍と言うシチュエーションは最初だけで、 あとはベイダー本人による活躍で新日本プロレスを大いに賑わした。
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