プロレスとの別れ…

14/15
46人が本棚に入れています
本棚に追加
/180ページ
近年に入り、第三世代と呼ばれる、 いわゆる闘魂三銃士が誕生。 一人のエースに定着せず、 三人による三つ巴の抗争を開始。 これが大当たり。これは最近まで続いた。 この三人はやがて別々になり、 武藤は全日本に行き社長に、 橋本は新団体のゼロワンを立ち上げ、 蝶野は新日本に残り、エースの座を第四世代軍と争っていた。 このあたりから、インディーズ団体も乱立、 プロレス人気があったから増えたのか? いやいや、メージャー団体にいる中堅選手は、ずっとこのままだと後輩に抜かれてしまうと悟り、 独立して小規模な団体を作る。 そうすれば思いのままに運営が出来、 成功すれば有名になれるし人気もあがる。 しかし、そのほとんどが失敗になる。 あれだけ団体が増えてしまえば、 逆にプロレスの質を落としてしまうことになる。 良い選手はどこに行っても客を呼べるが、 中堅選手では団体を存続させるまでにはなかなか難しいのである。
/180ページ

最初のコメントを投稿しよう!