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では、当時の派閥軍団を紹介します。
新日本プロレスにおいて、
まずは新日本プロレス社長であるアントニオ猪木を中心にした、
新日本プロレス正規軍団。
続いて、崩壊してしまったプロレス団体の国際プロレスより、国際プロレスのエースだったラッシャー木村が率いる、
はぐれ国際プロレス軍団。
この二つの軍団により、対抗戦が行われていた。
それから新日本プロレス正規軍団内より若手選手だった長州力が、
同じ新日本プロレス正規軍の先輩である藤波辰巳に対して喧嘩を売るストーリーを発想して、
新日本プロレス正規軍に対する革命軍団を設立。
長州力を慕って、新日本プロレス正規軍から、その革命軍に大量の選手が移行した。
もともと長州力と藤波辰巳は試合以外でも仲が良かった。
良かったからこそ、一緒に戦ってプロレス界を盛り上げようと、
二人で築いた発送が、長州力VS藤波辰巳の名勝負数え歌である。
さらに、新日本プロレス正規軍に所属するタイガーマスクの対抗相手として、
これまたタイガーマスクと仲の良かった小林邦昭が上げられ、
同じ軍団にいてはまずいと、革命軍に所属。
これにて、
長州力VS藤波辰巳
タイガーマスクVS小林邦昭
の、常連試合が組まれるようになった。
しかしファンの見方からすれば、やはり善玉が新日本プロレス正規軍で、
悪玉が革命軍と見る傾向が多かった。
よって、人気の面にしては新日本プロレス正規軍側が断然リードしていて、
試合に勝利する事も正規軍の方が多かった。
しかし、それでは盛り上がらないと新日本プロレス会社側が考え、
お互いに切磋琢磨させる事でファンを偏らせずに、
また飽きさせないためにも一方的な試合をさせず、
どちらが勝つか分からないハラハラさせる内容に指示を出した。
これが大当たり!
最初はアントニオ猪木、藤波辰巳、タイガーマスクの人気は不動と疑わなかったが、
それに何度も挑戦をし続ける長州力や小林邦昭に同意するファンが急増。
ついには人気を二分するまでに対等となった。
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