ポルノグラフィティ歌詞小説２

君へのドライブ２

((どういうことなのよ。))

無機質な機械の向こうから聞こえる愛しい人のご立腹な声。

「いや…えっと…その……」

俺はしどろもどろになる。

((女の人と一緒に帰ったんだってね？))

（…！！晃…余計なことまで…）

「いや…違っ…」

((なにが違うの？))

ただ今俺、龍二は大ピンチだ。

ことの始まりは１週間前、晃からの電話だった。