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-あの日の二人へ-
ねえ、先生?
あなたの姿を見ると
目頭があなたに反応するように恋でいっぱいになる。
自慢なのは、この目にうつさなくとも、見つめられること。
あたしの大好きな声が聞こえるたび、あたしは身体中で反応する。
まさか今
あなたの事で微笑み、涙を流すようになるなんて。
先生、思っていなかったでしょう?
あの時の私が知ったら、なんていうかな?
驚くけど、そんなの一時の感情。
今考えると納得するのかもなって、
そんなところ。
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