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六月。
先輩達が引退して2週間。
部活は2年生が中心となって、少し慣れてきた。
昨日、先輩にメールして数通したら返事が返ってこなくなった。
――この頃涙が出そうになる。
今日は部活を休んだ。
…つらい。
もうなにも考えられないよ。
私は藤原先輩が大好きだから、先輩の姿を見れなくなって悲しい。
会いたいよ。
会いたいよぉ。
ものすごく会いたいです。
先輩。
でも、それはできないこと。
だって…藤原先輩は私のことを好きじゃない。
――せめて、私が先輩を好きな1%でも思ってくれると私は救われるのに。
これは贅沢なのかな。
どうして?
私はこんなにも好きなのに…
―――ガシャンッ―――
「うわぁぁぁっ」
小さな工場から大きな音がした。
――!!?
何かが飛んでくる。
―――ガツッガガッ―――
どうして…
目の前が真っ暗になった。
、
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