離脱

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『殺しても飽き足らないお前みたいな娘は!もう殺してやる』 余りよく覚えてないけど、そんなようなことをお父さんに言われて あたしはこの時14歳 ……………… 苦しい どうして誰も助けてくれないの お母さんもあたしを押さえる 苦しい……………… 『お姉ちゃんどうしたの?』 薄れてた意識の中で弟の声がした 【だめだ。逃げなきゃ】 どうやってふりほどいたのかも解らないあたしは裸足のまま 飛び出したんだ
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