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『いや…ありがとうな…うん…頑張ったね』
苦笑をしていた。
私にすれば、裁縫とはホノルルマラソンを水分を取らずに完走する位の労力を使うのだ(いや、ホノルルマラソンの経験はないが)
次に会った時
彼はきちんとそれを履いていてくれた。
そして言った。
『これ』
『ん?』
『シッコする時って開けれるから便利だよ』
褒められたーーーーーー!
『たべ?だしょ?』
私は嬉々として彼の腕にしがみついた。
この時に私に尻尾がついていたら、ちぎれんばかりに振っていただろう。
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