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そして、同時に似たような言葉を発した。
輝「戻るか。」
渡「戻らねぇ?」
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―生徒会室―
藍達は仕事をしていた。
――ガチャッ。
そんな時だった、扉が開いたのは………。
そこから猛ダッシュで藍に向かって走っていく人影が―――…。
玲「藍ー! 会いたかったぁ!」
そう入ってきたのは玲。
入ってきたと同時に、玲は藍に抱きつく。
藍「玲、10分位前にも会ったでしょ?」
玲「藍、冷たい!!」
藍「ごめんごめん、私も玲に会えて嬉しいからね。」
藍は子供をあやすかのように玲の頭を撫でた。
玲は嬉しそうな表情を浮かべながら、藍に撫でられている。
藍は玲を撫でながら"あれ?"と言葉を発した。
玲はそれに首を傾げる。
藍「ところで、輝と渡は?」
そう藍は輝彦と渡がいない事に疑問を持っていたのだ。
玲はそれに平然とした表情をしながら答える。
玲「置いてきた。 そのうち帰ってくるでしょ。
あ、きたわね…。」
玲の言う通り、足音が確実に近付いてきていた。
生徒会室に――…。
――バーンッ!
と扉を開ける凄い音とともに、渡と輝彦が入ってきた。
渡「やっと、寝れるー!」
輝「だから、仕事しろっ!!」
また先程みたいな2人の喧嘩が始まろうとしていた――…。
藍はそんな2人に話しかける。
勿論笑顔を浮かべながら。
藍「2人とも仕事位しなよ?」
藍が怒ると怖いと言うことは、この生徒会のメンバーなら知っていたので、二人は慌てながら言葉を発した。
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