chapter1 ‐我ら青空会‐

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    藍「渡もね、会計だからってサボんないでよ? こっちはかなり困ってるんだからね。」 渡「す、すみません;;」 藍「謝るなら誰にでも出来るよ? やるなら態度でしめしてね。」 渡それに頷くと、藍からかなりの距離をとる。 そして仕事をし始めた。 藍はそれに嬉しそうな微笑んだ。 藍「これで皆仕事したね…。 資料がこれなら片付きそう。」 藍も一言そう言うと仕事をし始めようと、近くにあるソファーに腰をおろす。 そして資料に目を遠そうとした時、藍の目の前にはニコニコと笑っている人の姿が―――…。 藍「はぁ、……玲もやりなね。」 玲「藍、怒ると可愛い顔が台無しだぞ☆」 藍「玲、――…おちゃらけて、仕事やらないとか駄目だよ?」 ――ブゥ という効果音がつきそうな感じで、玲は頬を膨らます。 そして言葉を発した。 玲「えー! だって、私書記だよ。」 確かにそうだが……、他の人達はちゃんとやっている(藍の手によって)。 藍は何気なく、   "生徒会の裏の会長的存在――…"   と言うことが、ここまでで分かっただろう。 優しいのだが、その反面怖い。 玲とは違う怖さを持っているのである………。 藍「玲、関係ないよ? 現に渡とか綾芽とか優もやってるし。」 玲「藍がそこまで言うなら、やりますか!」 藍「うん、次はさいっしょからやろうね?」 藍はそう言うと、またため息を吐く。 そして微笑んだ。 藍「でも皆と生徒会―…"青空会"が出来て嬉しいな。」 玲「私も、藍と一緒に藍と出来て嬉しい――…。 そのために勉強頑張ったんだもん!vV」    
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