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藍「渡もね、会計だからってサボんないでよ?
こっちはかなり困ってるんだからね。」
渡「す、すみません;;」
藍「謝るなら誰にでも出来るよ? やるなら態度でしめしてね。」
渡それに頷くと、藍からかなりの距離をとる。
そして仕事をし始めた。
藍はそれに嬉しそうな微笑んだ。
藍「これで皆仕事したね…。 資料がこれなら片付きそう。」
藍も一言そう言うと仕事をし始めようと、近くにあるソファーに腰をおろす。
そして資料に目を遠そうとした時、藍の目の前にはニコニコと笑っている人の姿が―――…。
藍「はぁ、……玲もやりなね。」
玲「藍、怒ると可愛い顔が台無しだぞ☆」
藍「玲、――…おちゃらけて、仕事やらないとか駄目だよ?」
――ブゥ
という効果音がつきそうな感じで、玲は頬を膨らます。
そして言葉を発した。
玲「えー! だって、私書記だよ。」
確かにそうだが……、他の人達はちゃんとやっている(藍の手によって)。
藍は何気なく、
"生徒会の裏の会長的存在――…"
と言うことが、ここまでで分かっただろう。
優しいのだが、その反面怖い。
玲とは違う怖さを持っているのである………。
藍「玲、関係ないよ? 現に渡とか綾芽とか優もやってるし。」
玲「藍がそこまで言うなら、やりますか!」
藍「うん、次はさいっしょからやろうね?」
藍はそう言うと、またため息を吐く。
そして微笑んだ。
藍「でも皆と生徒会―…"青空会"が出来て嬉しいな。」
玲「私も、藍と一緒に藍と出来て嬉しい――…。
そのために勉強頑張ったんだもん!vV」
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