逃走メンバー(1)

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神社は神社だけど‥ ここ、どこの神社だろ‥? さっき入った神社ではない、もっと古そうな、ちっちゃい神社。 ガサッッ 「!!!??」 璃子のすぐ後ろで、 音 がした。 「だ‥れ‥?」 返事が、ない。 恐る恐る、振り返ろうとした。 その時、 クチュ‥ ふと右手に、違和感を感じた。 日はいつの間にか落ちていて、右手の中の異物がよく見えなかった。 「‥‥‥‥‥。」 ちょっとずつ、近づけてみる。 まだ見えない、 まだ、 まだ‥‥ 見えたっ!! その瞬間、 右手の中で、異物が蠢いた。 ギョロッ ‥―血まみれの眼球が。 「イヤァアアァァアアアアァアァアッッッ!!!!!!!!!!!」
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