833人が本棚に入れています
本棚に追加
神社は神社だけど‥
ここ、どこの神社だろ‥?
さっき入った神社ではない、もっと古そうな、ちっちゃい神社。
ガサッッ
「!!!??」
璃子のすぐ後ろで、
音 がした。
「だ‥れ‥?」
返事が、ない。
恐る恐る、振り返ろうとした。
その時、
クチュ‥
ふと右手に、違和感を感じた。
日はいつの間にか落ちていて、右手の中の異物がよく見えなかった。
「‥‥‥‥‥。」
ちょっとずつ、近づけてみる。
まだ見えない、
まだ、
まだ‥‥
見えたっ!!
その瞬間、
右手の中で、異物が蠢いた。
ギョロッ
‥―血まみれの眼球が。
「イヤァアアァァアアアアァアァアッッッ!!!!!!!!!!!」
最初のコメントを投稿しよう!