━━エピローグ━━

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そう……必ずしも世界に永遠の平和など続く筈はない…… 世界は混沌になりかけていた…     悪しき手によって…… 今、ローリンには傭兵(マーセナリー)の育成が世界各国で盛んになっていた。 傭兵とは依頼人(クライアント)の依頼(ミッション)を受けその内容を達成し報酬を貰う者達の事である。 今で言う何でも屋みたいだが戦争にも駆り出される為に雇われ兵扱いされる事もある。 だが受けるか受けないかはその傭兵次第だ… 評判が良く腕が良ければ、リスクが高くなるがその分、報酬がより良い依頼が受けられる。 逆に評判が悪く腕が無ければ依頼が来なくなり文無しになる。 戦闘や潜入技術に工作員や会話など至る場面で使える実力が必要になる職業だが…自由制のある職柄であるため人気もある。 傭兵は二つのタイプがある 一つはギルドや専門学園等の集団制である。 集団制の傭兵はそのギルドや学園の試験に合格した者しか入れない。 合格者はギルド・学園のあらゆる施設が使える。 そして何より集団制の利点は安全に依頼を受けられる事とチームを組める事。 もう一つの傭兵のタイプは個人で営業する独立制である。 独立制の傭兵は一人または少人数のグループで個人で依頼をこなす上級者向けのでありかなりの実力者じゃなければやっていけない傭兵タイプだが、 集団制よりも手練れが多い、例え一人でも集団制と同じぐらいの能力があり報酬も集団制よりも良いのが多いが犯罪紛いの依頼が有るためお勧めは出来ないが… 自由に依頼を遂行したい人はこちらの方をお勧めする。 ともかくこの世界では傭兵は掛け替えの無い職業で必要とされており中では、英雄と言われるまでの傭兵も存在する為、夢のある職業とされる…が…… やはり死と隣り合わせの職業な為、傭兵になりたくない人もいる。 それでも政府の率先もあってか全ての学校で万が一の自己防衛になる傭兵の基本戦術等を教えてる。 そしてその世界で有名な傭兵学校はバトレディアであり バトレディアは戦闘傭兵育成学校と言う傭兵になる為の勉強しかやらない学校であり評判の良いギルドでもある。 その学校に入学試験があり入学志望者は500人と言う多人数の中に今回の主人公も傭兵に憧れて入学しようとした……
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